いざ、海外出張

新入社員研修の中には、海外の本社トレーニングがあります。
さすが外資系だと思い、軽くうれしい気持でした。
がしかし、、

「本社へはひとりで行ってもらうよ。」

、、、と、魔の一言を聞いた瞬間、

下痢がはじまったのでした。（おはずかしい、、）

自分は英語を全く喋ることができない、いやそれ以前に、
日本語でも口下手で、うまくコミュニケーションがとれない、ということを
すっかり忘れていました。
コミュニケーション大国の人間相手に、はたしてうまくやっていけるだろ
うか。

そんな不安を抱え悩んでいるのに、事務のおねえさんは軽～いノリで、

「飛行機とホテルとっときましたんでぇ」

とおっしゃいました。

その日、私がとった行動は、英語教室への申し込み。
しかも海外出張向き・1週間であなたも大丈夫！コースへの参加でした。
まぁ、それは笑えるほどお粗末な内容でしたが、それなりに外国人と
ふれあうことができました。
英語ではなく、ジェスチャーゲームでしたが、、

そしてあっという間に出発の時。
それまで、新幹線すらまともに乗ったことがなく、ましてや飛行機なんか
生まれてから2度しか乗ったことなかった自分が、ほんの数カ月の間に
これほどアクティブな活動？ができるようになった。

転職は自分の経験値を上げ、違った人生を歩むという点で、非常に
プラスであったとひしひしと感じます。
（まぁ、それはこの一回目の転職に限りますが、、
その後の転職は、坂を転げ落ちていく悲惨なものでした。(-_-;)
それはまた後のお話で、、）